仕事上で 「書類にサインをお願いします」と
頼まれてサインをされる方も多いと思います
またクレジットガードで買い物をしたときにサインする方も多いのではないでしょうか
カードの時は暗証番号を入力するから
サインはしないよって方ももう少しお付き合いください
郵便物や宅配の受け取りは
黒いボールペン（以下 ペン）でやっているのではないでしょうか？
ところで
皆さんは普段、書類にサインをするときって何色のペンでサインをしますか
黒 青、赤 緑 私はいつもピンク色 なんて方もいらっしゃるでしょうね。
私の知る限りではほとんどの方が黒色のペンでサインを行っていますね
それが、ここ日本では普通であり、当たり前というか、特に気にしませんよね
それがですね 海外に行くと事情がちょっと違うんですよ
話は、４年程昔に戻ります
私の会社は他県への出張に始まり、国内出張、海外へ出張することもあります
担当した物件がたまたま海外向けということもあって
現地へ行ってくれとのこと
会社には先輩や上司も海外出張経験者が多数在籍してましたので、
色々とアドバイスも頂けました
その時に言われた一言が、
「新品の青色のペンを2.3本、必ず持っていくように」とのことでした
それ以上は説明されなかったのですが、
経験者の言うことですから大事なことだろうとメモを取り
買いに行ったことを覚えています
そして いざ 海外へ
初海外、英語はほとんどしゃべれまてん状態
青いボールペンの出番はまだまだですね。
いよいよ 取引会社との仕事開始となりました
やっと 青色のペンの出番となりました
取引会社との書類関係にサインとなったときです
書類には青色のペンで書くよう通訳の方から教えて頂きました
私がそっちに来たのが初めてで、
青色のペン書く決まりを知らないだろうと気を使ってくれたんでしょう
仕事自体は無事終了し、帰国となりました
出張先で青色のペンでサインした事を、アドバイスしてくれた上司に話したところ
こんな理由を教えてくれました
その当時、
ヨーロッパや北米では書類にサインする時は青色のペンでする決まりというか、
周りではそうやっていたそうです
黒色のペンでサインしないのはコピーした書類ではないと証明するためだとか
言い換えると 黒色でサインした書類はコピーしたものだと思われるとか。
今でも青色のペンじゃなきゃだめかどうかは、分かりませんが。
海外出張では、仕事以外で色々と勉強になりましたよ。
日本での当たり前が、海外では当たり前ではないことがあるんだなと
